マイクロエンド実習 ハンズオン報告

2016年9月20日

さる9月9日、Penn Endodontic Global Symposium in Japan 2016に合わせて来日された現ペンシルバニア大学歯学部歯内療法学科主任教授のDr. Bekir Karabucakを招いて、根管治療のハンズオンコースがペントロンジャパン研修センター(東京都品川区)にて開催されました。

 

私も末席ながらハンズオンコースのアシスタントとして参加させていただきました。

Dr.karabucakが最古の歯内療法科であるペンシルバニア大学歯内療法科の歴史、歯髄の解剖学、歯内療法の目的、マイクロスコープの利点、NiTiファイルを併用した機械的拡大法とその限界、化学的洗浄の意味、今後の展望などを、同じくペンシルバニア大学歯内療法科出身の田中浩介先生の通訳を介してスライドで示されました。

 午後からはハンズオン実習が行われ、マイクロスコープが威力を発揮するアクセスキャバティープレパレーション、根管探索、ストレートラインアクセスなどの基本的事項に時間をかけて、Dr.Karabucak、田中浩介先生をはじめ、ペンエンドスタディークラブインジャパンの認定医メンバーがアシストする形で進みました。私もアシストメンバーの一人として、受講されている先生方の日々の臨床に少しでもお役に立てるよう、実践的なアドバイスをさせていただいたつもりです。
受講された先生方からは多くのマイクロスコープ及びNiTiファイル、化学的洗浄の質問などが飛び、1日の実習では技術的に追いつかない部分もあり、まだまだ物足りない様子も散見されました。
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