University of Pennsylvania での3日間研修

2014年7月8日

AAEへの学会参加を終えた我々は、今回の最終目的地であるペンシルバニア大学へ向かいました。北米の歯内療法と大学での卒後教育システムに触れる、短いながらも充実した数日間でした。

HPにも書いてあるペンエンドスタディクラブというのは、「ペン」はペンシルバニア大学のことで、根管治療「エンド」の卒後教育のエッセンスを私達が日本にいながらも学べる講習会のことです。

根管治療(歯内療法)というのは、理屈そのものは大変シンプルですが、臨床においては様々な要因により治療の予後が影響されます。足掛け2年近く、土曜診療に御迷惑をお掛けしながら講習会に参加したのは、やはり治療の予後・成功率を少しでも高めたいからに他なりません。

従来であれば根管治療も30分を1診療時間単位として、例えば4回、5回と来院していただいていたところを、昨年からは1時間30分を最低1単位として、かわりに診療回数を2回、3回と減らしました。

これが患者の皆様に果たして回数が減ったことが喜んでいただけるか、あるいは1時間30分を苦痛と感じられるかは捉え方次第と私個人では考えておりますが、何も回数を減らしたい為に診療時間を延ばしたのではありません。

治療の予後を少しでも引き上げたい、成功率を引き上げたい、正しいこと実践したい。そのために診療時間は必要不可欠な要素であります。

この2年間、診療時間以外にも大幅に根管治療の質を高める改善を設備・技術・学習に施してまいりました。

今回、集大成としてのアメリカでの学習は、しかし今後の研鑽をさらに促すものでした。受診される皆様に還元できるよう今後とも努力してまいりますので、お困りの点ございましたらご相談ください。

 

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